Katana to Kitchen

刃の種類解説

Kataba (片刃)Flat (Concave)Bevel Angle

片刃

伝統的な片刃(Kataba)の裏面は平らか、わずかに凹んだ形(裏すき)で、表側のみに角度がついています。食材を押しつぶさず、剃刀のように鋭く滑らかな切れ味を実現するため、日本の寿司職人や板前に高く評価されています。

切れ味の力学

片刃と両刃の食材への作用比較

片刃(Kataba)の切り離れ食材(魚・大根など)直線進行 (直進性)食材が右へ倒れる✓ 食材の細胞壁を押し潰さず、艶やかな断面両刃(Ryoba)の二等分作用食材(肉・野菜など)左右均等な力配分✓ まっすぐ切り進みやすく、誰でも扱いやすい
knife

播州大工道具 (鋸・鑿・鉋)

播州大工道具(Banshu Daiku Dougu)

説明

播州三木の歴史は約1500年前に遡ります。1578年の三木合戦後の復興のため、全国から大工や鍛冶職人が集結して技術が磨かれました。現在でも、日本で最高品質の伝統的な大工道具(鋸、鑿、鉋、鏝など)を生産する一大産地として有名です。

最適な用途

✓ 木工
✓ 建具制作
✓ 建築
✓ 精密な接合

刃の特徴

  • ハガネと地金を鍛接する日本古来の伝統的な鍛造技法。
  • 入念な叩き延ばしと精密な焼き入れ技術。
  • 小規模工房による多品種少量生産。
  • 一本の道具を作るために14から21もの複雑な手作業工程を経る。

推奨鋼材

この種類の刃物では、職人が次の鋼材を勧めることが多いです。 安来鋼の青紙(Aogami)や白紙(Shirogami)が定番です。切れ込みの良さと研ぎやすさを両立しています。

主な産地

この種類の刃物は、主に以下の産地で鍛造・製作されています。

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和包丁の構造

包丁の各部名称と役割

切っ先 (Kissaki)細工・繊細な切り込み峰・棟 (Mune)刃の背部分・厚みの基準鎬筋 (Shinogi)刃先・刃線 (Ha)食材を切断する主要部アゴ (Ago)ジャガイモの芽取り・硬い根元切りマチ (Machi)柄と刃元のくびれ口金・角巻 (Kakumaki)水牛角・木の割れ防止柄 (E) & 中子 (Nakago)朴の木・内部に鋼の中子を固定